すまいの購入は、一生に何度もあることではありません。しっかりとした資金計画とリスクを抑えることで、長期間にわたる支払いの変動幅を抑えることもできます。
自己資金は購入金額の約30%必要?
マンションや戸建てなどの不動産購入時の頭金、いったいどのくらい用意すればよいのでしょうか。
一般的には頭金は購入価格の20%前後と言われています。これに、家を購入した時に別途かかってくる、登録免許税や不動産取得税などの税金、火災保険や地震保険の保険料、住宅ローンを申し込む時の手数料、さらに引っ越し費用なども含めた、費用がおよそ10%、合わせて30%前後の自己資金が必要になります。2000万円のマンションを購入する場合、おおよそ600万円前後、という計算です。
ただし、分譲住宅などで分譲会社が用意している提携ローンなどを利用する場合は物件価格の90%以上の融資枠がある場合があります。この場合、頭金は5%〜10%前後ですむこともあります。
また、各金融機関などで一定の条件を満たした場合の優遇ローンなどもあります。また頭金分を社内融資などで用意してしまうのもひとつの手です。勤務先にそういった融資のシステムがある場合は是非一度相談してみましょう。
住宅ローン選びは慎重に
住宅ローンの金利は、ほんのわずかな差でも数十年後の返済総金額は大きく変わってきます。
おおよその場合ですが、住宅購入時2000万円の借り入れを25年で払っていく場合、金利が2%と3%では、総返済額が約300万円も増えてしまいます。
基本的な金利はその時代時代で変動します。景気不景気や日本経済の状況などでプライムレートが変動する場合それらに連動して金利なども変動する住宅ローンの種類もあります。
ほとんどの場合、住宅ローンの金利は融資が実行された月の金利が適用されますので、金利が上昇傾向にある時は要注意。実際にローンを申し込んだ時の金利よりも高くなってしまう場合もあります。
一般的には、長期返済の固定金利よりも変動金利の方が金利は低く設定されています。返済が終わるまでの金利の変動リスクが含まれていますので、固定金利よりも低い金利が設定できるのです。
すまいの購入後、短期間での住み替えや買い換えの予定を立てている方や、短い期間で返済を予定されている方は、返済期間が数年の固定金利がお勧めです。一般的には返済期間は15年〜35年といったスパンになりますので、今後金利が上昇するという判断なら、固定金利、将来下がる可能性を見るなら変動金利を、といった選択も可能です。
また、保証料や繰り上げ手数料のない、35年固定金利のフラット35等を利用すると、将来的な資金企画が立てやすくなります。















