以前、風水についていろいろと書き増したが、今回は【家相】について具体的に触れていきます。
経験上、中古住宅を扱うことが多いのですが、売りに出る物件をみていると、風水上よくなかったり、家相がよくない物件が多いように思えます。
家相は、思うにまだ家づくりが自然条件だけで決定されていた時代に、風通しや日当たりの加減、湿度、衛生環境、居住者の心理などから「どうしたら安全で気持ちよく暮らせるか」「家の間取りや材料、敷地の状態が、そこに住む人にどんな影響を与えるか」といった家づくりのための知恵が集積されているのです。だから、ある程度は気にしたほうがよいと思うのです。
現在の住まいづくりに、家相の中で科学的根拠がはっきりしていて、応用できるようなものを取り入れていけばよいと思うのです。
例えば「鬼門」というのがあります。鬼門は北東の方角を指し、南西の方角を「裏鬼門」といっています。自然条件的にいえば、南西の方角は、一年を通して一日中西日が差すわけだから、汚水を溜めたり汚物を溜めておくと腐りやすく、ハエやウジが湧くということがあったのです。又、夏には南西の風が強く吹くために、部屋の中に悪臭が流れ込みやすい場所でもあるのです。
一方北東は、日当たりが不十分で乾燥しにくいため、湿気による腐敗がおこりやすいし、冬に寒い北風が強く吹き込むのです。これらのことは、自然的条件の中で、生活の知恵として考えていけばよいと思うのです。
冷蔵庫などの電化製品の普及や下水、水洗便所の発達により、あまりこだわらなくていいように思うのです。
※プレスシード平成17年12月23日号より抜粋

















