首都圏近郊で不動産投資を考えている方は、相場の動向を注視しましょう。

首都圏近郊の不動産相場動向

日本の中で活発に不動産投資が行われている地域は、何と言っても首都圏近郊です。
特に東京においては、オリンピックが間近に迫っているということもあって、不動産市場がかなりの活況を呈しています。

 

そこで気になるのが、こうした首都圏近郊のエリアにおける不動産相場の動向です。
今回のテーマはこの首都圏近郊の不動産相場の動向です。

 

首都圏近郊の不動産相場

首都圏近郊の高層ビル

首都圏近郊で投資をする予定のある方であれば、この地域の不動産相場は是非知っておきたいデータだと思います。
不動産相場は投資判断をする際の貴重な判断材料なります。

 

しかし、不動産相場というのは何らかの統一的な数字によって示されているわけではありません。
従って、いくつかの関連データを元にして相場を掴んでいくという作業が必要になります。
その際に参考になるデータはいくつかありますが、まずは何と言っても公示地価でしょう。

 

2018年の首都圏近郊の公示地価のランキングは次の通りとなっています。

 

  • 1位:東京都 109万6445円/m2 362万4612円/坪
  • 3位:神奈川県 24万8775円/m2 82万2398円/坪
  • 7位:埼玉県 15万6973円/m2 51万8921円/坪
  • 11位:千葉県 12万3532円/m2 40万8370円/坪

 

これを見ると、首都圏の中でも東京都が飛び抜けて高く、その他の地域も他の地域と比べると平均して高い数字であることが分かります。
ちなみに、近畿圏のランキングは次の通りとなっています。

 

  • 2位:大阪府 29万8443円/m2 98万6590円/坪
  • 4位:京都府 24万0906円/m2 79万6384円/坪
  • 6位:兵庫県 15万9334円/m2 52万6724円/坪
  • 15位:奈良県 8万1361円/m2 226万8962円/坪

 

次に、2018年の1都3県(神奈川県・千葉県・埼玉県)における新築マンションの平均価格を紹介しましょう。

 

  • 1位:東京23区 7059万円
  • 2位:23区以外 5246万円
  • 3位:神奈川県 5665万円
  • 4位:千葉県 4497万円
  • 5位:埼玉県 4286万円

 

こちらは首都圏のみの数字ですが、仮に他の地域を含めたとしても首都圏の平均価格がトップ10以内に入ることは言うまでもありません。
また、こちらの数字でも東京都が首都圏の中でも飛び抜けた価格になっていることが分かります。
尚、ここでは2つのデータを紹介するに止めますが、他の物件(新築・中古戸建住宅、新築・中古アパート、中古マンション等)のデータを見ても、
以上に示したデータとほとんど同じ結果が確認できます。
従って、首都圏あるいはその近郊の不動産相場は全国的に平均的に高く、中でも東京は飛び抜けて高いという結論になります。

 

首都圏近郊の不動産相場の動向

不動産価格の動向グラフ画像

最後に、首都圏近郊における不動産相場の動向を簡単にまとめたいと思います。
この地域における不動産相場は戦後ほぼ一貫して上昇し、バブルの崩壊によって急激に急落します。
そして、その後は緩やかに回復して行き、国外からのマネーの流入や個人投資家の増加が目立った頃にはバブル期と同様に再び急激な上昇が起こりました。

 

 

しかし、リーマンショックが起こるとこうした急騰も一気に落ち込むことになり、その後は緩やかに回復していましたが、東日本大震災によって再び大きく落ち込むことになりました。
そして現在は、東京オリンピックに受けての建設ラッシュの中で再度活況を迎えています。

 

さて、そこで気になるのが今後の動きについてですが、これについてはほぼ確実に言えることが2つあります。
それは、東京オリンピックの終了後から現在のような伸びが難しくなるであろうということと、消費税が今年の10月に予定通り引き上げられればこれも不動産相場を下げる要因になるであろうということです。

 

さらに、巷間予想されているような中国初の経済ショックや首都直下地震などが起こった場合には、不動産相場が大幅に下落することは間違いないでしょう。
ただ逆に言えば、こうした大規模なことが起きなければ今後数年はある程度小さな落ち込みしか起こらないということでもあります。